中国の2014年の化学製品の輸出入統計が発表された。
輸入量は製品により、大きな差がある。
韓国、台湾は輸出量を維持しているが、日本品については、VCMとSM を除き、存在感は極めて薄い。
ポリエチレンやSMでイラン品の輸入増が目立つ。
サウジのPP、米国のPVCも増えている。
LDPE | |
輸入量増加 (LLは横ばい、LDPEが増加)。LDPEのイラン品の増加が目立つ。 | |
HDPE | |
HDPEもイラン品の増加が目立つ。 | |
PP | |
2009年以降、サウジ品の輸入が多い。 | |
SM | |
輸入量横ばい。日本品は過去の水準の半分。ここにもイランが進出。 | |
PS | |
輸入数量激減。 | |
日本は2004年の中国の反ダンピング調査以降、積極輸出を取り止めている。 | |
ABS | |
VCM | |
輸入数量減。 | |
yu | |
2012年の日本からの輸入減は、2011/11の東ソー南陽の事故の影響 | |
PVC | |
輸入数量激減。日本品は半減、米国品の増大が目立つ。 | |
2009年は異常で、「その他」に、独(76千トン)、仏(21千トン)、英(151千トン)、マレーシア(66千トン)など、平年の数倍~数十倍の出荷があった。 |
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PVC 輸出 | |
PVCについては、輸出が輸入を上回るようになった。 | |
但し、月により変動が激しい。インド向けの出荷の増減が影響している。 | |
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