ロッテ、初の日韓連結財務諸表作成

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ロッテホールディングスはホームページに、2013年度日韓ロッテグループ業績報告を掲載している。

単位:億円、韓国分は年平均レート(1ウォン=0.0893円)で換算

  日本 韓国 合計
(売上高)
 菓子 1,605 921 2,526
 冷菓 689 444 1,133
 飲料 0 1,698 1,698
 飲食等 605 1,768 2,372
(食品合計) 2,899 4,831 7,730
 流通 0 22,611 22,611
 観光・サービス 1,145 4,296 5,441
 化学・建設 0 14,404 14,404
 金融・投資 34 3,347 3,381
売上高合計 4,078 49,489 53,567
 
営業利益 227 2,673 2,900
経常利益 228 2,387 2,615
当期純利益 160 1,803 1,963
     

 
   
 
 


 
 

 

Lotte Chemical は韓国(2箇所)とマレーシアに合計280万トンのエチレン能力を持つが、ルイジアナ州にシェールガスに付随するエタンを分解し、エチレンを生産するJVと、エチレングリコールのJVの設立を決めた。

2015/6/22  韓国 Lotte Chemical、米国で石油化学


なお、ロッテホールディングスの最近の発表では、2014年時点の連結の資産は8兆9000億円、負債は5兆7000億円で、売上高は6兆5000億円、営業利益は2300億円だった。

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ロッテホールディングスは7月17日、韓国ロッテの会長でロッテホールディングスの取締役副会長の重光昭夫(辛東彬)氏が、ロッテホールディングスの代表取締役副会長に就任した。
重光昭夫(辛東彬)氏は重光武雄(辛格浩)会長の次男。

重光武雄(辛格浩)会長、重光昭夫副会長、佃孝之社長の代表取締役3人体制となった。

付記
ロッテホールディングスは7月28日、取締役会を開き、創業者の重光武雄会長(92)が代表権を外れ、名誉会長に就く人事を決めた。
一族の内紛の結果とされ、今後の株主総会が注目される。

本年1月、ロッテホールディングスは、副会長の重光宏之(辛東主)氏(重光武雄会長の長男)を解任した。重光武雄(辛格浩)会長の決定とされる。
日本担当の長男が韓国のロッテ製菓株を買い進め、創業者がこれに怒った、との説もある。

これまでは、兄が日本、弟が韓国と、兄弟で分業体制を敷いてきたが、今後は昭夫氏が韓国の会長、日本の副会長として、日韓両方を見ることとなる。

韓国ロッテ幹部は「日本ロッテは佃氏を中心に引き続き経営を担い、昭夫氏が韓国事業の経験を生かして経営戦略をサポートする」と指摘し、日韓のロッテ間では事業交流がほぼ皆無だが「今後はより親密になるだろう」と話した。

今後はアジア地域の免税店、製菓事業などで協力・提携を具体化するなど一体経営をスタートさせる。

 

 

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