Bayer のMaterial Science 部門は9月1日、Covestro として分離独立した。
法的及び経済的に独立するが、当面はBayer の100%子会社として位置づけられる。
Bayerは遅くとも2016年半ばまでにCovestroを上場させ、自らはライフサイエンス事業に注力する。
付記 2015年第4四半期に上場し、25億ユーロを得るとの報道がある。
Bayerの監査役会は2014年9月18日、今後は完全にLife
Science 事業(HealthCare
と CropScience )に注力することとし、
MaterialScience事業を別会社として上場させる
、という経営委員会の提案を全会一致で承認した。
Bayerは2015年6月1日、別会社として上場させる予定の MaterialScience事業の社名を「Covestro」とすると発表した。
社名の「Covestro」は造語で、 Collaboration(協力し)、 Invest(最新鋭の設備に十分な投資をし)、 Strong(高いイノベーション能力を持ち、市場において存在感があり、優秀な社員で構成される力強い) 企業であることを示す。 |
2014年のMaterial Science の売上高は110億ユーロを超え、欧州で第4番目の企業となる。
2015/6/3 Bayerが分離するMaterialScience事業会社の社名「Covestro」に決定
事業は次の3部門に分かれる。
2014年の売上高 Polyurethanes 60億ユーロ Polycarbonate 30億ユーロ Coatings, adhesives, specialties 20億ユーロ
主な製造拠点
ドイツ:Brunsbüttel、Dormagen、Krefeld-Uerdingen、Leverkusen
Belgium:Antwerp
China:上海
Thailand:Map Ta Phut
USA:Baytown
ポリカーボネートの製造拠点
立地
PC能力
Uerdingen, Germany
330千トン
Antwerp, Belgium
240千トン
Map Ta Phut, Thailand
270千トン
Shanghai, China
200千トン
Baytown, USA
350千トン
合計
1,390千トン
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