トリニダード・トバゴでのメタノール/ジメチルエーテル計画 最終決定

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三菱ガス化学、三菱商事、三菱重工業は9月3日、トリニダード・トバゴ共和国で同国の国営ガス会社 National Gas Company of Trinidad and Tobago (NGC)および同国のMassy Holdingsと進めているメタノール/ジメチルエーテル製造販売事業について、最終決定したと発表した。
国際協力銀行及び三菱東京UFJ 銀行と融資契約を締結する。


三菱ガス化学と三菱商事は2013年4月に、トリニダード・トバゴ政府及びの
Neal & Massy Holdings とともに、メタノール年産能力100 万トン、ジメチルエーテル(DME)年産能力10 万トンの製造事業を検討することに合意したと発表した。

経緯や同国のメタノール事業の状況、三菱ガス化学のメタノール事業の状況について、下記参照。

2013/4/12 三菱ガス化学と三菱商事、トリニダード・トバゴでメタノール/DMEの製造事業F/S に合意 

2015/4/17 三菱ガス化学・三菱商事・三菱重工の3社、トリニダード・トバゴでのメタノール事業で契約 

その後、検討・交渉を行い、下記により実施することを決めた。
ジメチルエーテルについては、当初の10万トンを2万トンに変更した。

会社名 Carribbean Gas Chemical
立地 La Brea, Union Estate Industrial Estate

能力 メタノール 100万トン
ジメチルエーテル(DME) 2万トン
総投資額 990百万米ドル
出資と役割
三菱ガス化学 26.25% メタノールを世界中で販売 &
同国並びにカリブ諸国でにおいて、DMEのディーゼル燃料代替促進に向けたプロモーション
三菱商事 26.25%
Massy 10.00%
三菱重工 17.50% プラントの設計から建設までを担当
NGC 20.00% 原料天然ガスの供給
運転開始 2019/3


Massy(旧称
Neal & Massy )は卸売、不動産、自動車販売・メンテナンス代理店、産業用ガス製造供給、ホテル経営等、幅広い事業をカリブ全域で展開している。

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