イタリアの高級ジャケットメーカーの Moncler (フランス発祥)は11月16日、偽ブランド品を製造・販売している中国の業者に勝訴したと発表した。
2013年に同社のロゴを偽装したダウンジャケットが販売されているのを確認した。
問題のダウンジャケットと同社の商標
販売していたのは北京の諾雅卡特服裝公司(Nuoyakate Gourmet)で、国内外で偽の商標登録やドメイン登録を行うことも予定していた。
Moncler は2014年12月に、同社ブランドのロゴつきダウンを販売したとして前月(11月)に新設されたばかりの知的財産法院に提訴した。
今回、知的財産法院は300万人民元(約5800万円)の損害賠償を命じた。
Moncler は、「新制度のもとに最大の賠償が認められた画期的な判決」と述べ、中国当局の偽ブランド品に対する姿勢が改善されたことも指摘している。
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