主要石油化学製品生産能力調査 (2015年12月末) 

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経済産業省は4月15日、2015年末時点の我が国の主要石油化学製品生産能力調査の結果を発表した。
(単位:千トン)

  2014年末 2015年末 増減 内訳
エチレン 定修年 6,903 6,588 -315

住友化学千葉停止

-380
定修スキップ年 7,658 7,317 -341 -415
LDPE 合計 2,310 2,218 -92
(うちLLDPE) 1,046 954 -92

日本ポリエチレン鹿島停止

-92
HDPE 1,143 1,142 -1
PP 2,883 2,874 -9
EO 921 921 0
SM 2,667 2,255 -412

日本オキシラン停止 

-412
PS 816 816 0
VCM 2,774 2,774 0
PVC 2,009 1,929 -80

新第一塩ビ千葉停止

-80
アセトアルデヒド 289 289 0
アクリロニトリル 496 496 0
合成ゴム SBR 608 611 3
BR 296 296 0
IR 72 74 2
MMAモノマー 547 547 0
BTX ベンゼン 6,034 5,666 -368

出光 -247、住友化学 -122

トルエン 2,667 2,606 -61

住友化学 -61

キシレン 8,507 8,487 -20

住友化学 -28

パラキシレン 3,682 3,682 0


1.エチレン 

住友化学千葉工場のエチレンが停止し、定修スキップ年で 7,317 千トンとなった。
2015年のエチレン換算内需量は4,892千トン)

2013/2/4 住友化学、エチレン国内生産から撤退

なお、三菱ケミカルと旭化成の両社は、2016年4月1日に「三菱化学旭化成エチレン」でエチレン1基体制による運営を開始 した。

旭化成の50万トンは2月中旬に停止した。三菱化学の50万トンは57万トンに増強する。

2014/2/27  旭化成と三菱ケミカル、水島地区エチレンセンター集約で合意 


2.ポリエチレン 

日本ポリエチレンが2015年3月に鹿島のLL 92千トンを停止した。


3.PP  

 

4.EO  

5.SM

住友化学は千葉のエチレン停止に合わせ、日本オキシランのハルコン法のPO/SM併産設備(SM:412千トン、PO:181千トン、PG:100千トン)を停止した。

2013/11/29  住友化学、エチレン停止に合わせ日本オキシランのSM、PO、PGを2015年に停止

6.PS    

7.VCM 

8.PVC    

トクヤマは塩化ビニル事業の抜本的な収益構造の改革を行うため、新第一塩ビの千葉工場(80千トン)を停止した。

2014/11/5  トクヤマ、新第一塩ビ千葉工場を停止 

なお、東亞合成はヴイテック解散時に川崎工場を引取り、カネカから製造を受託している。

9.アセトアルデヒド


10.アクリロニトリル

11.合成ゴム

12.MMAモノマー

13.BTX  

2014年末 2015年末 増減

内訳

ベンゼン 6,034 5,666 -368

出光 -247、住友化学 -122

トルエン 2,667 2,606 -61

住友化学 -61

キシレン 8,507 8,487 -20

住友化学 -28

     住友化学はエチレン停止により、全停止。

14.パラキシレン



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