主要企業の2016年3月決算 ー 東レ、帝人、積水化学、トクヤマ

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7. 東レ

単位:億円 (配当:円)

  売上高 営業損益 経常損益 特別損益 当期損益

配当

中間 期末
2014/3 18,378 1,053 1,106 -129 596 - 5.0
2015/3 20,107 1,235 1,286 -141 710 5.0 6.0
2016/3 21,044 1,545 1,502 -124 901 6.0 7.0
前年比 937 310 216 17 191 1.0 1.0
2017/3予 22,300 1,700 1,700 1,050 7.0 7.0


営業損益:

14/3 15/3 16/3 増減 増減理由 17/3予想
繊維 529 556 689 133 数量差         305
販売価格(石化関連) -379
販売価格(その他) 46
石化関連原燃料価格 676
営業費 -116
その他費用差 -222
差引 310
710
プラスチック・ケミカル 180 239 294 55 340
情報・通信機器 246 245 262 17 310
炭素繊維複合材料 169 262 361 99 380
環境・エンジニアリング 64 80 96 16 120
ライフサイエンスその他 56 41 31 -10 50
その他 20 19 20 1 20
全社 -212 -207 -207 0 -230
合計 1,053 1,235 1,545 310 1,700

特別損益は下記の通り。

2015/3 2016/3 増減
特別利益 資産売却益 17 56 39
その他 2 4 2
合計 18 60 41
特別損失 固定資産処分 62 61 -1
減損損失 79 91 11
その他 19 32 13
合計 159 183 24
特別損益 -141 -124 17

ーーー

8. 帝人

シンガポールのポリカーボネート工場の停止など、過去の構造改善、減損処理が効果を生み、大幅増益となった。

単位:億円 (配当:円)

  売上高 営業損益 経常損益 特別損益 当期損益

配当

中間 期末
2014/3 7,844 181 199 -54 84 2.0 2.0
2015/3 7,862 391 424 -493 -81 2.0 2.0
2016/3 7,907 671 603 -147 311 3.0 4.0
前年比 46 280 179 346 392 1.0 2.0
2017/3予 7,750 580 580 360 5.0 5.0


営業損益:

14/3 15/3 16/3 増減 増減理由 17/3予
高機能繊維・複合材料 57 144 185 41 販売数量差       15
スプレッド差       240
構造改革・コストダウン 55
先行費用ほか      -30
差引  280
185
電子材料・化成品 -72 34 223 189 135
ヘルスケア 245 248 288 40 300
製品 52 42 53 11 60
その他 17 40 65 25 65
全社 -119 -117 -143 -26 -165
合計 181 391 671 280 580


電子材料・化成品のうち、PCについては、主原料価格の低下、構造改革効果の発現により利益大幅改善
  シンガポール工場停止(2015年12月)により販売構成改善・固定費圧縮を推進

特別損益は下記の通り。減損損失と構造改善費用が大幅に減少した。

2015/3 2016/3 増減
特別利益 減損損失戻入益 1 33 32
その他 9 12 4
合計 10 45 36
特別損失 減損損失 304 76 -228
構造改善費用 168 55 -113
その他 31 63 32
合計 503 193 -310
特別損益 -493 -147 346

減損損失の内訳は下記の通り。

2015/3 2016/3
電子材料・化成品 シンガポール 96 栃木県 48
岐阜県 60
ヘルスケア 米国 ノレン等 51 米国 ノレン等 13
その他 原料重合、動力、その他 97 15
合計 304 76

ーーー

9. 積水化学

単位:億円 (配当:円)

  売上高 営業損益 経常損益 特別損益 当期損益

配当

中間 期末
2014/3 11,109 825 833 -109 412 11.0 12.0
2015/3 11,127 858 880 -37 530 13.0 14.0
2016/3 10,963 898 812 -33 567 14.0 16.0
前年比 -164 41 -68 5 37 1.0 2.0
2017/3予 10,970 940 880 590 16.0 16.0


営業損益

14/3 15/3 16/3 増減 増減理由 17/3予
住宅 411 413 364 -49 数量・構成 13
売値  -58
原材料  120
為替   32
固定費  -66
合計  41
380
環境・ライフライン 65 13 36 23 100
高機能プラスチックス 361 460 534 74 540
その他 -8 -20 -31 -11 -70
全社 -3 -8 -5 4 -10
合計 825 858 898 41 940

ーーー

10. トクヤマ

営業損益は増益となったが、マレーシアの多結晶シリコン事業で2年連続で多額の減損損失を計上し、当期損益は大幅な赤字を継続した。

単位:億円 (配当:円)

  売上高 営業損益 経常損益 特別損益 当期損益

配当

中間 期末
2014/3 2,873 203 150 -20 102 3.0 3.0
2015/3 3,021 195 129 -779 -653
2016/3 3,071 231 177 -1,042 -1,006
前年比 50 35 48 -263 -352
2017/3予 3,020 320 270 170


営業損益:

14/3 15/3 16/3 増減 17/3予
化成品 22 51 89 38 100
特殊品 60 41 -12 -53 70
セメント 66 44 58 14 80
ライフアメニティー 48 52 66 14 50
その他 41 60 57 -4 45
全社 -36 -53 -28 25 -25
合計 201 195 231 35 320


特別損益

15/3 16/3
特別利益 固定資産売却益 141
投資有価証券売却益 104 62
その他 2 12
合計 106 215
特別損失 減損損失 761 1,247
(うちマレーシア多結晶シリコン) (749) (1,239)
購入契約損失 109
その他 15 10
合計 885 1,257
特別損益 -779 -1,042


2014/11/3
 トクヤマ、マレーシアの多結晶シリコン計画で特別損失計上 

2016/2/3  トクヤマ、マレーシアの多結晶シリコン事業で再度、減損損失を計上 

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