中国、海外の廃棄物輸入を全面禁止へ 

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中国国務院弁公庁は7月18日、「海外の廃棄物輸入を禁止し、固体廃棄物の輸入管理制度改革の実施推進に関する方案」を発表し、海外の廃棄物の輸入を全面的に禁止する方針を示した。

http://www.gov.cn/zhengce/content/2017-07/27/content_5213738.htm

1980年代以降、中国は原材料不足を補うため、原材料として使用できる固体廃棄物を海外から輸入してきた。同時に環境問題に対応するため、固形廃棄物の管理システムを順次採用してきた。最近では多くの地方自治体が密輸を摘発し、管理を強化している。しかし、管理の緩い地方もあり、違法な輸入を行う企業も存在する。

このため、固体廃棄物の管理制度を整備し、固体廃棄物の回収、利用管理を強化することで、循環型経済の発展に力を入れるほか、環境の質を確実に改善し、中国の生態環境の安全性や国民の健康を守る。

今後、業界・種類ごとに、固体廃棄物の輸入を禁止する時期を定め、固体廃棄物の輸入管理リストを種類ごとに段階的に調整し、法律、経済、行政の手段を総合的に活用して、輸入されるものの種類と数を大幅に減らすと同時に、中国国内の固体廃棄物の回収、利用、管理を強化し、循環型経済の発展を促進する。

2017年末までに、廃プラスチック、古紙や紡績原料の廃棄物、バナジウム・スラグなど、環境への害が大きく、国民が強く懸念する固体廃棄物の輸入を禁止する。

2019年末までに、中国国内資源で代替できる固体廃棄物の輸入を段階的に停止する。

輸入固体廃棄物管理リストを種類ごとに、段階的に調整し、輸入される固体廃棄物の種類の数を段階的に、秩序立てて減らす。

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