中海シェル石油化学は5月2日、恵州市の大亜湾の南海石油化学コンプレックスで、2016年3月に投資を決定した2番目のエチレンクラッカーがスタートアップしたと発表した。
今後2~3週間のうちに誘導品もスタートする。
エチレンの能力は120万トンで、第一期100万トンと合わせ、220万トンとなる。
誘導品ではShellのOMEGA法(ShellのEOプロセスと三菱化学の触媒によるMEG法を統合したもの)、SMPO、ポリオール技術を使用する。
SMPO計画は稼働すると中国最大となる。
ShellのOMEGA法や先進ポリオール技術が中国で使用されるのは初めて。
第二期計画の内容は次の通り。(単位:千トン)
エチレン 1,200 SM/PO{ SM 630 PO 300 EO 150 EG 480 Polyols 600
第一期計画は次の通り。
2006/4/7 中国のエチレン合弁会社ー2
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