ジョン・マケイン米上院議員 死去

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米共和党の重鎮のJohn McCain III上院議員が8月25日、死去した。81歳だった。

地元のアリゾナ州で脳腫瘍の治療を続けていたが、24日に治療を打ち切っていた。

ベトナム戦争に空母艦載機のパイロットとして派遣され、1967年にハノイ上空で撃墜されて捕虜となった。約5年半にわたる捕虜生活で北ベトナム兵から激しい拷問を受け、腕が肩より上に上げられなくなる障害を負ったが、釈放されるまで虐待に屈せず、「英雄」として帰還した。

退役後は政界に転じ、1982年に下院選で当選した後、1986年から上院議員を務めた。移民制度改革法案を民主党議員と共同提出するなど、内政問題ではリベラル寄りの立場を示した。

2000年大統領選では共和党の指名候補争いでBush(子)元大統領に敗北。2008年の大統領選でObama前大統領に敗北した。

昨年7月に脳腫瘍と診断されてからも議員活動を続けたが、今年は議会には行かず、地元アリゾナ州で闘病を続けていた。


上院の議席は、共和党が51、民主党が47、無所属2で、与党 51:野党49であった。

マケイン議員の死亡で与党は50となるが、アリゾナ州知事(共和党)は後任に共和党員を任命すると思われ、体制は変わらない。

辞任や死亡により上院議員の欠員が発生した際には、選出州において補欠選挙を行い、欠けた議員の残りの任期を務める議員を選出する。
但し、補欠選挙の開催時期は州に任せられており、州議会は補欠選挙までの期間に置かれる臨時の議員を指名する権限を州政府に与えることができる。


上院では、数週間後に最高裁判事の指名承認が行われる。

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