キリンホールディングス、協和発酵バイオを子会社に

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協和発酵キリンは2019年2月5日、連結子会社 である協和発酵バイオの株式の95%を 親会社のキリンHDに約 1,280 億円で譲渡する契約を締結した。

協和発酵バイオの事業は次の通り。

ファインケミカル事業:各種医薬用アミノ酸、核酸関連物質、医薬品原料等

ヘルスケア事業:各種アミノ酸、ビタミン、カロチノイド等の機能性食品素材、健康食品

医療食事業(オルニュート・ペムノン)は2018年7月にキリンへ移管した。

キリンHDは将来の成長ドライバーとするべく注力する健康領域事業における更なる協業の可能性につき、子会社の協和発酵キリンと協議・検討を進めた。
その結果、協和発酵バイオを直接の子会社とすることによって、相互の強みや経営資源の更なる有効活用及び健康領域を始めとした事業開発スピードの向上を実現することが可能となり、グループシナジー及び協和発酵バイオの企業価値の最大化につながると判断した。

一方、協和発酵キリンにおいても、新薬開発を中心とした医薬事業に経営資源を集中することで、さらに成長スピードを加速させることが可能とな る。

株式譲渡実行日は 2019 年4月24日の予定。

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協和発酵工業とキリンファーマ、キリンホールディングスは2007年10月、両グループの戦略的提携で合意し、協和発酵とキリンファーマを統合することを決めた。

2008年10月1日に協和発酵とキリンファーマは合併し、協和発酵キリンに商号変更を行った。キリンHDが50.1%を出資する。

その後、協和発酵の医薬以外の事業について下記の再編を行った。

協和発酵のバイオケミカル事業は、100%子会社の協和発酵バイオとした。

協和発酵フーズはキリンフードテックと事業統合し、キリンホールディングス子会社のキリン協和フーズとした。

協和発酵の化学品事業は協和発酵ケミカルとしたが、「今後、他社とのアライアンスを含めて収益の安定化と競争力強化に注力」としていた。

2007/10/25  協和発酵とキリンファーマの統合

協和発酵キリンは2010年10月22日、連結子会社の協和発酵ケミカルの全株式を日本産業パートナーズに売却する基本合意書を締結したと発表した。

2011年1月28日、株式譲渡契約を締結した。譲渡先は日本産業パートナーズの買付会社 のケイジェイホールディングス。

3月31日 ケイジェイホールディングスに譲渡を完了した。

協和発酵ケミカルは2012年4月1日、KHネオケムに改称、KHネオケムは2016年10月12日付で東京証券取引所市場第一部に上場された。

2010/10/27 協和発酵キリン、子会社の協和発酵ケミカル売却で合意 


今回、協和発酵バイオをキリンホールディングスに売却することで、協和発酵キリンは医薬事業会社となる。

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