欧州委員会は7月9日、サンリオに対し、ハローキティ、マイメロディ、リトルツインスターズ、けろっぴなどのキャラクター付きの製品の販売制限で 6,220千ユーロの制裁金を課した。
欧州委員会は、サンリオが2008年1月から2018年12月までの11年間にわたり、1国のライセンシーが 他の国に販売することを禁止し、Single Market であるEUを分断し、欧州の消費者に損害を与えたと判断した。
欧州委員会は2017年6月に、サンリオとNike、Universal Studiosの3社が、EU Single Marketのなかで国境を越えて販売すること、オンラインで販売することを違法に制限していないか、個別に調査を開始した。
2019年3月にNikeに対し1,250万ユーロの制裁金を課した。Universal Studios については調査続行中。
サンリオは調査に対して法律で決められた以上の協力をし、競争法違反を認めた。このため、欧州委員会は制裁金の40%減を認めた。
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