Qatar Petroleum は6月24日、Chevron Phillips Chemical とのJVでカタールのRas Laffan Industrial Cityで大規模石化事業を行うと発表した。
中東最大で世界でも最大級のエチレン能力年産190万トンのエタンクラッカーと、2系列合計168万トンのHDPEプラントを建設する。2025年末の完成予定。
JVはQatar Petroleumが70%、Chevron Phillips Chemical が30%出資する。
Chevron Phillips Chemical は MarTECH™ loop slurry processのHDPE技術を供与するとともに、プロジェクトの管理、設計、建設サービスを提供する。
Chevron Phillips Chemical は同じRas Laffan Industrial CityでQatar Petroleum とのJVのQ-Chem及びQ-Chem Ⅱ を持っている。
このため、設備が完成した時点で、効率的な運営のため、既存のQ-Chem、Q-Chem Ⅱ との統合も検討する。
Qatar のRas Laffan Industrial City の石油化学事業は下記の通り。
(下図のMesaieed Petrochemical はQatar Petroleum のQatar Vinyl、Q-Chem、Q-ChemⅡ 3社の持分を統合したもの。)
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