OPECプラス、減産幅を縮小

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OPECプラスは12月3日、2021年1月から減産規模を現在から日量50万バレル縮小し、同720万バレルとすることで合意した。

減産

4月12日合意 実績
2020/5~6 970万バレル 970万バレル
2020/7 770 960 (注)
2020/8~12 770
2021/1 計画 580 720


2020/6/8 OPECプラス、現行の減産を1カ月延長  

ただ、来年の全般的かつ長期的な方針については合意に至らなかった。

OPECプラスは当初、現在の減産規模を最低3月まで延長するとみられていた。しかし、新型コロナウイルスワクチンへの期待から原油相場が値上がりする中、一部の生産国から減産延長に疑問の声が上がっていた。

関係筋によると、ロシア、イラク、ナイジェリア、アラブ首長国連邦(UAE)が来年の減産規模縮小に一定の関心を示した。

ロシアのノバク副首相は、OPECプラスが1月以降、毎月会合を開き、生産枠を決定すると明らかにした。月次の伸びは日量50万バレルを超えない見込み。

2020年4月の決定では、2021年1~4月は580万バレルとしていた。

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