新型コロナの死亡者が急増している。
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html
厚労省の人口動態統計月報(概数)に死因別の前年対比が載っている。
エクセルで開く https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032070159&fileKind=1
最新(2020年11月分)で、前年と対比すると興味深い結果が出た。
2019/1-11 2020/1-11 増減 新型コロナ 0 2,074 2,074 インフルエンザ 3,317 946 -2,371 肺炎 87,001 71,356 -15,645 老衰 109,893 118,951 9,058 ガン 355,496 357,061 1,565 心不全 77,355 75,262 -2,093 脳梗塞 53,857 51,434 -2,423 自殺 17,906 18,463 557 その他 547,467 542,424 -5,043 合計 1,252,292 1,237,971 -14,321 表で新型コロナは 22200「その他の特殊目的用コード」に記されている。
2019年には新型コロナウイルスでの死亡はゼロであり、2020年の発生数がまるまる前年比増となる。
しかし、インフルエンザではそれ以上の数で減少している。
新型コロナの死亡者は2021年1月以降、急増しているため、2021年をとると、過去のインフルエンザ死亡者をはるかに上回る。
死亡者は1-11月の期間だが、インフルエンザ流行期の秋から年初めをとると、インフルエンザの患者自体が過去5年平均(約111万人)の0.1%未満にとどまっている。
これは、新型コロナ対策としてマスクや手洗いを励行していることなどが理由である。
同じような症状である肺炎による死亡は更に大きく減少している。
肺炎による死亡はほとんどが高齢者である。これが大きく減少した。
新型コロナ対策としてマスクや手洗いを励行していることに加え、高齢者は外出を控え、家にとどまっていることも影響している。
(但し、老衰による死亡は前年比で増加している。コロナ、インフルエンザ、肺炎では死なず、天寿を全うしたことを意味する。)
新型コロナが終焉した後も、マスクや手洗いなどを続ければ、インフルエンザや肺炎による死亡は激減すると思われる。
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