厚生労働省は7月19日、モデルナの新型コロナウイルスのワクチンについて、接種が可能な年齢を現在の18歳以上から12歳以上に拡大することを決め、専門家部会で報告した。
厚生労働省は、5月21日にモデルナのワクチンを承認した際、接種が可能な年齢を18歳以上に限っていたが、その後、モデルナは米国の12~17歳の約3700人を対象にした臨床試験で有効性と安全性を確認し、追加のデータを同省に提出していた。
近く添付文書が改訂され正式に認められる見通しで、別の専門部会で12~17歳を公的接種の対象に含めるかどうかを議論する。
モデルナは日本以外でも接種年齢の拡大を求めており、アメリカやEUでも対象年齢を12歳以上にする方向で審査が進められている。
ファイザーのワクチン(2月14日に16歳以上で承認)については、既に5月31日に12歳以上に拡大され、公的接種の対象として加えられている。
FDAは5月10日にPfizerワクチンを12歳以上に拡大することを認めている。
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