武田薬品、Novavaxのワクチンを日本政府に供給

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武田薬品はModerna ワクチンの日本でのPhase Ⅰ/Ⅱ 臨床試験を実施、2021年3月5日に厚生労働省に製造販売承認を申請し、5月に承認を受けた。

武田薬品は 5000万回分(2500万人分)を輸入し、国内供給を行う。

別途、2020年8月7日に、Novavaxとワクチンに関する提携を発表した。

提携概要:

- Novavaxが新型コロナウイルス感染症ワクチンの製造技術を提供し、武田薬品が日本国内向けにワクチンを製造・流通
- NovavaxがアジュバントMatrix-Mを供給
- 日本政府は本ワクチンの製造技術移転、生産設備の整備、スケールアップに対し助成

武田薬品は Novavaxからのワクチン製造技術の移転、生産設備の整備、およびスケールアップの資金として、厚生労働省から助成金を受領する。
光工場の新型インフルエンザ製造設備を転用、年間2億5千万回分以上のワクチンの生産能力を整備し、ワクチン原液から充填・包装まで製造する。

武田薬品は2月24日、Novavaxから導入した新型コロナウイルスワクチンの国内臨床試験を開始したと発表した。

同社では今年6月までにModerna製、今夏以降にNovavax製の供給開始を目指す。

2021/3/30 Novavax、ワクチンの原料不足でEUへの供給契約締結を延期

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