SABIC損益、急回復

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SABICの第2四半期の損益計算書が発表された。(概略は8月5日に発表) 損益は急回復している。

SABICのこれまでの損益推移は下記の通り。

2019年第4四半期には、この10年来初めて、赤字となった。2019年の株主帰属損益は前年の57億ドルから14億ドルに下がった。

2020/2/4 SABICの2019年決算、石化不振で大幅減益 

2020年に入っても、第1、第2四半期は赤字であった。

しかし、2020年第3四半期には黒字に戻り(年間ではほぼゼロ)、以降、黒字幅は増大し、本年第2四半期には大増益となった。

SABICは第2四半期の好調について、「石油価格の上昇と、グローバル経済が回復に向かって主要製品のほとんどで需要と供給が健全なバランスを保ったことで、販売数量が伸び、価格が上昇したことに支えられた」としている。


SaudiAramcoは2020年6月14日、SABICの株式 70% を取得し、子会社としている。

2019/3/30 Saudi Aramco、SABIC株式の70%を取得 



参考  Saudi Aramco 半期別決算推移

参考 2020/3/18 Saudi Aramco、2019年度決算を発表、減収・減益だが増配




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