各社の中間決算の発表が始まった。
各社とも、石化中心に大幅増益となっている。但し、下期予想については、原材料高など懸念要素が多く、多くの企業で年間予想は慎重である。
三菱ケミカルHD:中国の電力不足によるプラント稼働制限、原油や天然ガスの高騰が不安
住友化学:原料高に伴う交易条件の悪化や製品市況のピークアウトなどで上期の勢いは続かない。
化学会社の決算は右を参照 (順次更新) https://www.knak.jp/kessan/
信越化学
全事業が前年同期比で力強い増収増益を達成、収益伸長に特に貢献したのが北米の塩ビ事業。
同社の年間の当期損益予想は過去最高を大幅に上回る。
セグメント変更
|
|||
生活環境基盤材料 塩ビ、苛性ソーダ、メタノール、クロロメタン、ポバール 電子材料 半導体シリコン、希土類磁石、半導体用封止材、フォトレジストほか 機能材料 シリコーン、セルロース誘導体、金属ケイ素ほか7 加工・商事・技術サービス
ーーー
三菱ケミカルホールディングス
|
ーーー
住友化学
|
ーーー
三井化学
基盤素材が広義の石油化学製品
石化製品:エチレン、プロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等
基礎化学品:フェノール、ビスフェノールA、高純度テレフタル酸、PET樹脂、EO/EG等
ポリウレタン原料
ーーー
旭化成
マテリアルズは石油化学、繊維、高機能マテリアルズ(セパレータ、電子部品)を含む。
ーーー
東ソー クロルアルカリの回復が寄与
コメントする