厚生労働省は12月16日、Modernaワクチンについて18歳以上を対象に3回目の接種に使用することを特例承認した。
3回目では、2回目までの半分の量を接種し、時期は2回目から6か月以降となる。
2022年3月から始める職域接種のほか、これまでPfizerのワクチンを使っていた自治体の個別接種や大規模接種でも使用し、2回目までと異なるメーカーのワクチンを使う「交互接種」を進める。
Modernaワクチンは日本では武田薬品工業が扱っている。11月10日に武田が申請していた。
3回目では、2回目までの半分の量を接種し、時期は2回目から6か月以降となる。
2022年3月から始める職域接種のほか、これまでPfizerのワクチンを使っていた自治体の個別接種や大規模接種でも使用し、2回目までと異なるメーカーのワクチンを使う「交互接種」を進める。
Pfizerワクチンについては11月11日に特例承認している。
日本でのワクチン承認状況は下記の通り。
接種対象 | 1回の接種量 | 接種 | |||
Pfizer | 1~2回目 | 2021/2/14 | 16歳以上 | 30マイクログラム | 3週間間隔、2回 |
2021/5/31 | 12歳以上 | ||||
2021/11/10 申請 2022/1/20了承 |
5~11歳 | 1/3(10マイクログラム) | |||
3回目 | 2021/11/11 | 18歳以上 | 30マイクログラム | 2回目から6カ月以上経過 |
接種対象 | 1回の接種量 | 接種 | |||
Moderna | 1~2回目 | 2021/5/21 | 18歳以上 | 100マイクログラム | 4週間間隔、2回 |
未承認* | 12歳以上 | ||||
3回目 | 2021/12/16 | 18歳以上 | 半量(50マイクログラム) | 2回目から6か月以上経過 |
* FDAは、まれな炎症性心疾患のリスクを高める可能性を評価するために若年層での承認判断を先送りしている。
接種対象 | 1回の接種量 | 接種 | |||
AstraZeneca | 1~2回目 | 2021/5/21 | 18歳以上 | 4~8週間の間隔、2回 |
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