米国の2022年の年金給付、生計費調整で5.9%の大幅アップ

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米国で約7千万人に支給される年金給付(Social Security Benefit)が2022年は5.9%増額となった。

物価上昇に伴う生計費調整(COLA:Cost-of-Living-Adjustment)の規定によるもの。

前年第3四半期の勤労者消費者物価指数(Consumer Price Index for Urban Wage Earners and Clerical Workers =CPI-W) の平均を採用、これを 1年間適用する。

2021/7 2021/8 2021/9 平均
CPI +5.4% +5.3% +5.4%
PCE +4.2% +4.2% +4.4%
UIG price-only +4.0% +4.1% +4.0%
CPI-W +6.0% +5.8% +5.9% +5.9%

1983年のCOLA(1982年3QのCPI-W)は+7.4%であったが、本年はそれ以来の大きな調整である。

2021年は+1.3%であった。

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