イエメンの親イラン武装組織フーシ派は3月25日、サウジアラビアのエネルギー施設への攻撃を開始したと発表した。
サウジ主導の連合軍はジッダにあるサウジアラムコの石油関連施設が攻撃を受け、貯蔵タンク 2つで火災が発生したが、死傷者は出ていないと発表した。
フーシ派の軍事報道官は、無人機や弾道ミサイルでジッダのアラムコ施設や首都リヤドの施設などに計16回の攻撃を行ったと発表した。
ジッダにあるアラムコの施設にミサイルを、ラアス・タンヌーラとラービグの製油所にドローンを発射したと述べた。(ラービグはAracmoと住友化学のJVのPetro Rabig )
首都リヤドの「重要施設」も標的にしたという。
サウジ国営メディアは、連合軍がフーシ派のドローンやロケットによる攻撃を相次いで阻止したと報道、サウジアラビアの防空技術により、ジーザーンに向けて発射された弾道ミサイルが破壊され、配電施設で引き起こされた火災は「限定的」なものにとどまったとしている。
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