EU、携帯充電端子の域内統一を承認

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欧州議会は10月4日、EU域内で2024年秋までに携帯電話やタブレット、カメラなどの電子機器について、充電端子の規格を統一することを承認した。

高速充電規格を統一し、製品により充電速度を不当に変えることを防ぎ、充電速度を同じにする。
機器のブランドに関係なく、同じ充電器で充電できる。

EUが既に合意していた案を認めたもので、基本ソフト(OS)のアンドロイドを採用した端末で使っている「USB タイプC」をEU標準とする。アップルは違う端子を使っている「iPhone」などの充電器端子の変更を余儀なくされる。

iPhoneとアンドロイド搭載のスマートフォンの利用者からそれぞれに異なる充電器を使わなければならないという苦情があり、何年も前から議論されていた。

欧州議会は報道発表資料で、規格統一でライトニング対応ケーブルを購入する必要がなくなるとして「消費者は年間2億5000万ユーロ節約でき、電子廃棄物を年間1万1000トン削減できる」と法案の意義を強調している。

本件はEUのOfficial Journalへの発表の20日後の10月24日に発効した。

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欧州委員会は2021年9月23日、スマートフォンなどの電子機器に共通のUSB Type-C充電ポートを採用することを求める規制の草案を公開した。

欧州議会での可決が必要で、規則が導入された場合、機器メーカーは24カ月以内に新しい規則に従わなければならない。

AppleがiPhoneで使用するLightning(Apple独自のコネクタで、上下どちらの向きでも差し込み可能)は使用できなくなる。

2021/9/25 EU、スマホ等の充電機器の端子を統一

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欧州議会は、賛成602、反対13、棄権8 の圧倒的多数で規格統一案を承認した。

当初案では7種類の機器のみとなっていたが、対象範囲を下記の通り拡大した。

携帯電話
タブレット
デジタルカメラ
ヘッドフォン、ヘッドセット
携帯型ビデオゲーム機
ポータブルスピーカー
電子書籍リーダー(e-readers)
キーボード
マウス
ポータブルナビ
イヤホン(earbud)
ラップトップ

EUで販売されるこれら製品については2024年末までにUSB Type-Cの搭載を義務付ける。

2026年春からはノートパソコンにも適用される。

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