ホンダ、米国オハイオ州の工場を北米におけるEV生産のハブ拠点へ

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American Honda Motor は10月11日、オハイオ州の既存3工場を北米におけるEV生産のハブ拠点にすると発表した。


Hondaは、今後のEVの本格的な生産に向けて、米国オハイオ州内の3つの既存工場(四輪車を生産するMarysville Auto Plant とEast Liberty Auto Plant 、四輪車用パワートレインを生産するAnna Engine Plant )に、合計7億USドルを投資して生産設備を更新し、LG Energy SolutionとのEV用バッテリー生産合弁会社の工場と合わせ、北米におけるEV生産のハブ拠点として進化させていく。

本田技研工業と韓国のLG Energy Solution は8月29日、北米で生産販売されるHondaおよびAcura(プレミアム・ブランド)のEV用リチウムイオンバッテリーを米国で生産する合弁会社の設立に合意したと発表した。

新たな合弁会社は2022年中に設立される予定で、出資比率はLGが51%、ホンダが49%とされる。

両社は総額約44億USドルを投資し、米国に生産工場を建設する。2023年初頭に着工し、2025年中の量産開始を予定している。

この工場で生産されるリチウムイオンバッテリーは、全量が本田の北米工場へ供給される予定で、その生産能力は最大約40GWhを目指している。

2022/9/2 ホンダとLG Energy Solution、米国にEV用バッテリー生産合弁会社設立に合意 

今回、このJVのバッテリープラントをオハイオ州Fayette County(Columbus の40マイル南西)に建設することを明らかにした。この工場には35億ドルを投じる。


今回の構想は次の通り。

Anna Engine Plantで製造するバッテリーケースと、LGエナジーソリューションとのEV用バッテリー生産合弁会社の工場で生産されるバッテリーモジュールを、Marysville Auto Plant で組み合わせてバッテリーユニットを製造し、これをMarysville Auto Plant East Liberty Auto Plantで生産するEVに搭載する。

この生産設備の更新により、2026年に北米で発売を予定しているEV向けプラットフォーム「Honda e:Architecture」を採用したEVを、オハイオ州で生産する。

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