仏スペイン首脳、パイプライン新設で合意 

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先に、ドイツと南欧を結ぶ新たな天然ガスのパイプライン敷設計画が浮上していると報じた。2019年に一度中断したが、ロシアからのガス供給が削減されるなか、 スペイン政府が再提起した。

アルジェリアからスペインに海底トンネルで送られる天然ガスを、ピレネー山脈を貫くパイプライン約200キロメートルを新設して既存のフランス・ドイツ間のパイプライン経由でドイツに送るもので、 同区間がつながれば、スペインが海底パイプラインで輸入するアルジェリア産ガスをドイツなどへ送れる。さらにスペインとポルトガルが米国などから輸入している液化天然ガス(LNG)の大量供給も可能になる。

2022/8/23 アルジェリアの天然ガスをドイツに送る新パイプライン計画


スペイン、ポルトガル、フランス3国は10月20日、フランスが反対しているピレネー山脈を超える
Midi-Catalonia Pipeline(通称 MidCat pipeline)延長計画に代わり、Barcelona と Marseilleを結ぶ海底トンネル(通称 BarMar)を建設すると発表した。

主にグリーン水素や再生可能ガスを送るが、一時的に限られた量の天然ガスを送り、欧州のエネルギー危機に対処する。

この案は、MidCat pipelineの延長で中欧やフランスにガスを売りたいスペイン/ポルトガルと、トンネルは時間がかかって短期のガス供給問題に対応できないとし、採算性や環境負荷の観点からも反対するフランスの争いを解決するもの。



スペインとフランスはまた、ビスケー湾を通っての電力接続をスピードアップすることで合意した。

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