ロシア極東の沿海地方の発表によると、サハリン州知事と北朝鮮のロシア駐在大使が9月8日にウラジオストクで会談し、貨物列車の運行再開を決めた。
北朝鮮としては、「ゼロコロナ」政策をとる中国との間で貨物列車の運行再開のめどが立たず、国内経済が打撃を受ける中、ロシアからの物資の調達を急ぎたい考えだとみられる。
アメリカ政府の高官が9月に、ロシアがウクライナで使用するため、北朝鮮から数百万発のロケット弾や砲弾の購入を進めているという見方を明らかにしたほか、ロシア外務省の高官が北朝鮮に石油や石油製品の提供を再開する用意があると述べるなど、ウクライナ侵攻後の両国の関係強化の動きが目立っている。
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