キオクシアが最先端半導体に7200億円投資 

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キオクシアとWestern Digital は、四日市工場(四日市市)や岩手県の北上工場(北上市)で最先端メモリーを量産する。生成AI(人工知能)などへの供給を想定している。

製品 生産能力
(12インチ換算)
総投資額 出荷開始
四日市工場 3次元フラッシュメモリ
(第8世代製品及び第9世代製品)
6.0万枚/月 7290億円 2025年9月
北上工場 3次元フラッシュメモリ
(第8世代製品)
2.5万枚/月

製品の納入先は、メモリカードやスマートフォン、タブレット端末、パソコン/サーバー向けのSSDの他、データセンター、医療や自動車等分野。


両社は2月6日、第8世代および第9世代の3次元フラッシュメモリを生産する設備投資計画が、経済産業大臣により「特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律」に基づく「特定半導体生産施設整備等計画」に認定されたと発表した。

総投資額7290億円のうち、特定半導体生産施設整備を行うために必要な資金の額は約4500億円で、助成交付金は最大で1,500億円となる。

なお、両社は2002年7月に、四日市工場および北上工場の3次元フラッシュメモリ(第8世代および第9世代)が特定半導体生産施設整備等計画に認定され、約929億円が交付されるため、交付金は合計で2429億円となる。

付記 キオクシアは、四日市工場の土地をヒューリックに売却した。土地賃借で引き続き生産を行う。

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次世代半導体の国産化をめざす共同出資会社「Rapidus」が北海道に建設する新工場に対しては、政府はポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の採択先として、2回計3300億円を補助している。

2023/4/26 政府、ラピダスに2600億円の追加補助

上記の補助金にサムスン分が追加された。

2023/12/23 経産省、サムスン電子の横浜の研究開発拠点に200億円の補助金

他に、半導体支援として下記の2つがある。

1) 経済産業省の「半導体の安定供給確保のための取組に関する計画(供給確保計画)」 承認済みの計画(18件)

2) 特定半導体生産施設整備等計画認定制度があり、これまでTSMC、キオクシア、マイクロンメモリ(2件)が多額の助成金を認められている。今回、キオクシアが追加された。

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