インテル、半導体組み立て自動化で国内14社と提携

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米Intel と、半導体製造を中心にサプライチェーンを繋ぐ世界的な業界団体SEMI の日本支部、及びオムロンなど国内14社と三菱総合研究所は5月7日、半導体製造後工程であるパッケージング・アセンブリーテスト工程トランスフォーメーションおよび完全自動化目的とする半導体後工程自動化標準術研究組合SATASを、416設立したと発表した。

後工程自動化必要技術およびオープン業界標準仕様作成、装置開発実装統合されたイロットライン装置動作検証い、2028 実用目指す。事業れた知見技術既存および新規工場導入・実装していくこと実用化おける重要目標なる。

従来半導体製造トランスフォーメーションし、より効率的かつサスティナブル柔軟サプライチェーン実現目指す。

後工程は多様な部品や製品を手作業で組み立てることが多く、労働力が豊富な中国や東南アジアに工場が集中しているが、人件費の高い日米に拠点を構えるには、生産ラインを無人化する技術が必要だと判断した。

インテルが装置や素材メーカーに共同開発を呼びかけた。技術力を持つ日本の装置や素材メーカーと連携する狙いで、今後も参画企業を募る。

日米連携には日本や米国で半導体を一貫生産できるようにし、供給網が寸断するリスクを軽減させる狙いがある。

日本国内では半導体の技術者は不足感が強い。生産を自動化することで、後工程を担う人員確保の負担を減らす。後工程に関する技術の標準化を進め、複数の製造装置や検査装置、搬送装置をシステムで一括管理したり制御したりできるようにする。

経産省も最大数百億円の支援をする見通し。

参加メーカーと各社の専門分野は下図の通り。



参考

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