汎用技術:GPT (General Purpose Technology)

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人類の発展の歴史において技術進歩が経済成長や社会変革をもたらしてきたが、そのうち、広い範囲で多様な用途に使用され得基幹的な技術汎用技術(GPT:General Purpose Technology)と呼ばれている。

Richard G. Lipsey、Kenneth I. Carlaw、Clifford T. Bekar は2005年に著書 Economic Transformations: General Purpose Technologies And Long-Term Economic Growth 紀元前9000年頃の「植物の栽培」から21世紀の「ナノテクノロジー」に至るまで計24の技術があると指摘し、それらを鉄道・自動車・コンピュータ等の「プロダクト」、バイオテクノロジー・ナノテクノロジー等の「プロセス」、工場制度・大量生産・リーン生産といった「組織」の3種類に分類した。

  No.19の「大量生産」はFord方式、No.21の「リーン生産方式」はToyota方式

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ナノテクノロジーに次ぐ 25番目のGPTになると見込まれているのがAGI (Artificial General Intelligence 汎用人工知能)である。

6/2の日本経済新聞は、「AGIが人類が生み出す最後のGPTになるかもしれない」としている。その先のGPTは人類ではなく、AGIが作り出すからである。

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